よくわけがわからない。
ハンス なあ、キミ、人生とは一体何かね
トニオ これはまた大きく出たね、そういうことを考えるのは、あまり健全とは言いがたいね。
ハンス なあ、キミ、人生とは一体何かね
トニオ しからば答えん、人生、それはゲーム。
ハンス これはまたビクトリア王朝時代の劇作家ような言い草だね、それか、スローなブギにして欲しいのかい。そんな陳腐な答えは期待していないよ
トニオ このペダンチスト!キミが問いを発したのじゃないか?
ハンス そうだった、ごめんよ、ならば続きを聞かせておくれ、そはいかなるゲームであるか?
トニオ(厳粛さと羞恥が入り混じった調子で)ふむ、それはある種の耐久トライアルレースのようなものだ、果たして何をどのようにして耐えるのか、それはだな、うむ……まあ……キミも持っているだろう、その、キミの臀部の中央にだ、兄弟のようにそびえたつ肉塊の谷間に隠れるようにひっそり存在していて、更に放射状に広がるシワをあたかもその衛星のごとく従えている、あの穴ぼこ、母国語で発音するのがはばかられるので、毛唐の言葉で言わせてもらうならanus、だよ。最後まで聞いてくれ。そんなに呆れ返った顔をするのはやめておくれ、僕だってド級の変態とみなされることを承知の上さ。しかし、崇高にして唯一の真理、それを伝えんがために、今、もろもろの諸価値を乗り越え……
ハンス 狂っている、勘弁してくれ!
トニオ 待ってくれ!まだ何も言っていないに等しい!
神さま いー加減になさい!(16tと記された重りが二人の頭上に落ちてくる)
ハンスとトニオ むぎゅう
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2008年01月20日 日記『野糞』 powered by MC Analhair トラックバック:0 コメント:2
1/13(日) ホテル・カグラザカ
この日は、飯田橋のテルホで真美鳥、ハズレ、ミッシングという見知ったメンツが集っているし、もう真美鳥なんて一年以上も見ていないというわけで、彼の地に赴いたわけだが、そうしたらだね、岩永君に一曲やっていかないか?と打診されたので、答えはもちろんYES。ハズレのヒロのボッコンボッコンのギターを借りて演奏したのだけれど、一月ぶりの舞台。やはり、人前で演奏するのは楽しいねえー、やめられないですよ。ちゅーわけで、滑り込みセーフ的に月一度はライブをやるという目標は達せられた。
ちなみにちょうど一年前もここのテルホの前の公園でライブをやったんだけれど、月日の経つのは早いもので、とりわけ去年は精神的な苦痛のうちに全てが過ぎ去ったという印象しかないので、今年はもうちょいまともな年にしたいよ、というわけで遅ればせながらの今年の抱負。べぶる。
2008年01月13日 Past Live トラックバック:0 コメント:0
『実のところ、わたしも三杯のシャンパンと二杯のシェリー酒で、ほんの心もち頭がじんじん鳴りだしたのだ。』
○ある偏屈な親子の会話
こども 「ねえ、パパ、じんせーってなんなの?」
パパ 「屈辱を耐え忍ぶこと」
怒りのあまり、鼻のあたりの筋肉がひくひく痙攣するという体験をした。
ふむふむ、これまでレトリックかとおもっていたけれど、ほんとーにこういうことあるですね。2008年一発目の人体ふしぎ発見。
○「祝福できぬ者は呪うことを学ばねばならない」と、かく語ったのはツラトゥスツラ。この言葉に救いを感じるのは俺だけだろうか?また、彼はこうも言った。「一人一人が神であらねばならない」。時折、この言葉を思い出すときがあって、己のアヌスの狭きを嘆いて、ただ、ただ、恥じ入るのみ。
○新しいギターが欲しくてお金を貯めています。フェンダーのテレキャスターが、今一番欲しいのです。もちろん、ナチュラルフィニッシュ。楽器屋に行って試奏させてもらいました。ボディが削ってない、余計な装置が一切ついていない等、板ッ切れに棒をくっつけて鉄弦を張っただけのような無骨なところがたいそう気に入りました。音色もじゃりじゃりしててよろしい。もう少しの辛抱だよ、アンドレイ。
(でも、ストラトキャスターも捨てがたいのだ。ギブソン系のギターは自分が持っている姿を想像すると、マヌケな絵にしかならないので選択GUY。でも、ES335、ラブ)
2008年01月12日 日記『野糞』 powered by MC Analhair トラックバック:0 コメント:0