『俳優の心掛けるべきはただ一つ、ある完璧なものを――他人がそう見るのではなく、自分が完璧だとおもうものを――狙うことなんだ。観客のことなんかについて考える権利はきみにはないんだよ、絶対に。とにかく、本当の意味では、ないんだ。分かるだろ、ぼくの言う意味?』by ゾーイー・グラース
◎
作業日誌(しめやかな内面の吐露)
正直なお話、ちょっと前までライブでの演奏というものが苦痛の種以外の
なにものでもないという日々が続いていたのだが、ここ最近は再びライブ
演奏の気持ちよさを実感している。このことを人に話すと、「暑さのせい」
(ここで「♪つさのせー、と合いの手を入れるのが清く正しきナイアガラ・
ファン)という結論が導かれ、「そんなわけ……あるかも?」と所詮、ちっ
ぽけな理由で行動が左右されるミゼットなミー。はたまた、これで何度目
になるか分からないが「俺って、やっぱナチュラル・ボーン・ピン芸人☆」
という、やりきれなさと諦めと寂莫感をもたらすと同時に「そんじゃ、俺
かお前ら、dead or alive☆」という捨て鉢なやる気をさずけてくれる自己
認識も一役買っているかもしれない。
最近、ライブのレパートリーに加わったのが「ワインレッドの心」
(詞:陽水、曲:たまきん)のカヴァー。以前は「傘がない」をカバーした
りなんかしていたのだけれども、それの歌詞に表明されているナイーブで繊
細な心情もうつくしいとおもうのだけれども、やっぱ、今そうじゃない、そ
うじゃないのさ、ワインレッドなのさ。
録音作業は今週はいったん中止、でも、録音のおかげで声がでるでる。
ギターのストラップを腰の位置まで下げたら、歌いやすくなった、以前は、
その姿がロッカーぽくてヤだったけど、食わず嫌いはあきまへん。
2008年10月13日 日記『野糞』 powered by MC Analhair トラックバック:0 コメント:0
『ぼくの脳が!ぼくの脳が!ダン、アレがたぐり寄せているんだ……はるか彼方から……うちのめし……つかもうとしているんだよ……あの女悪魔が……いまでさえ……エフレイムだ……カモグなんだよ!カモグだ!……ショゴスの穴……イア!シュブ=ニグラス!』
◎作業日誌
「ラーメン屋の息子」(という楽曲があるのです!)に
シンセ・ベースを重ねてみた。ものすごく美味。ああ、
はやく完成させたい。
ミックスらしきものにも手を出しはじめる。やはり、そ
れ専門の係の人がいる(CDにはさまってる本の後ろの方
に載ってました)のはもっともなお話で、スピーカーか
ら流れてくるのはカオスです。
「セブンティーン」(という楽曲があるのです!)が、
いままさに、そのような状態です。
しかし、ほんとに地味な作業だ。
ウンザリする時間:胸おどる瞬間=666:13
といったところだろうか。
2008年10月07日 日記『野糞』 powered by MC Analhair トラックバック:0 コメント:0